Supernaturalトップ > スペシャルインタビュー vol.2 馬淵 哲矢氏
Q.昨年、立ち上げられた「ULTRA BLOGGERS」は、世界 各国の人気ブロガーの記事が読めるんですよね?
今までは、海外の有名ブロガーを日本の雑誌が特集しても、英語表記が
壁になりフォロアーがつかない。気に入ったブロガーがいても、それぞれ
のサイトに飛ばないと読めない手間など、ブロガーが浸透しない問題が
ありました。「ULTRA BLOGGERS」では、有名ブロガーの記事をひとつの
サイトで全て読むことができ、24時間以内に全て翻訳し掲載しています。
また日本人ブロガーの記事も英訳しているので、世界中に情報を発信す
ることができるんです。
「ULTRA BLOGGERS」 http://www.ultrabloggers.jp/
Q.海外ではルミ・ニーリーなどブロガーの存在が確立して いますが、日本のブロガー事情は?
日本のブロガーというのは、いわゆるアメブロなどのダイヤリーが多く、 ブライアン・ボーイやキアラといったファッションブロガーは皆無に等しい。 「ULTRA BLOGGERS」では、日本人ブロガーを育てていこうという思いも あります。世界レベルで見たとき、現在の日本人ブロガーのクオリティは 残念ながらまだまだなんです。例えば、韓国出身のNAM.というブロガー は、BAGというテーマで路上のスナップを撮りますが、そのクオリティは 非常に高い。彼はプラダやミュウミュウにも呼ばれてミラノへ行くし、ルミ・ ニーリーもモデルとして活躍するなど、世界にはそんなブロガーが沢山 いてチャンスを掴んでいる。そういった日本人ブロガー出てきたら、絶対に 面白いと思います。
Q.日本と海外の"自分の見せ方"の違いは?
まず根本的に大きく違うのは、自分の意志や意見に自信を持っているという点です。
海外では、服やヘアスタイル、メイクで内面を表現するという考えが一般的なので、自分の見せ方によっては大きくマイナスになることも、プラスになる
こともあります。そういう意味では、日本よりシビアかも知れませんね。自己表現を間違うと、扱いが大きく変わる社会だから。
僕が海外に行ったとき恥ずかしいと思うのは、まるで娼婦のような格好をしている日本女性。日本に居るときはよくても、そのままの格好で海外へ行く
と娼婦の扱いをされてしまいます。露出するのがダメというワケじゃなく、洗練されたルックスをまとって欲しいですね。